太陽光発電は今後どうなるのか

一時、太陽光発電が日本中で盛り上がっていましたね。
新築住宅に太陽光発電を乗せる家が本当に多かったです。
私の家はもう15年ほど前に設置したので東北大震災とは全然関係ない状況だったのですが。
新しく作った住宅には大容量の太陽光発電が搭載されていました。
中には、発電した電気料で住宅ローンを払おうというキャンペーンを行っている建築会社もありました。
しかし、太陽光発電というのは自然が相手の発電システムですから、梅雨時などは本当に発電量が少なくなってしまいます。
それに、今後は原子力発電所が再稼働を順次始めていくことが予想されます。
そのため、太陽光発電の買取金額も順次下がっていっています。
投資目的で大規模な太陽光発電を作ってきた事業者や投資家などはかなりの痛手になるはずです。
それに加えて、九州電力では新規の大規模発電の需給を受け入れないと表明しています。
電力会社も営利団体である以上、赤字経営は避けなければなりません。
しかし、その前に、電力というのは公共事業的な立ち位置で無ければならないと思うのですが。
おそらく、今後は太陽光発電の衰退は免れようがないような気がします。